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【​大賞】

茶杓・共筒 『余光』北村 隆浩

生命の形とは存在する形と消滅する形の間に漂っています。
消え逝く形の欠片に命の儚さと強さを感じるのは私自身も
その間で生きる者としての命が共鳴しているのではないかと感じます。

「余光」の茶杓と筒から繋がる物や人や景色や未来に送る眼差しが慈しみを纏いそれこそが生活の中で自分自身の命を体感する道具になればと思っております。

「余光」とは日が暮れてなお残っている光のこと。筒に茶杓を収めると道具としての茶杓の存在も筒の存在も薄れていきます。ただそこには残された命の形が存在しているだけとなります。

(出品票より一部抜粋)

アーティスト・北村隆浩さんと審査員3人のZoom対談映像です。

【審査員】
前﨑信也氏 (美術工芸研究家・京都女子大学教授)
佃 梓央氏 (煎茶家・一茶庵宗家嫡承)
中山福太朗氏(茶人・会社員)
北村 隆浩 Profile
兵庫県出身。工芸・写真・デザイン等で表現を行う。写真はバルセロナ・ニューヨーク・都内のギャラリーや ホテル等で展示、工芸は現代茶湯アワード、世界工芸コンペティション、 第3回世界工芸トリエンナーレ、工芸都市高岡クラフト展等で入選展示。