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【特別賞】

茶室「層雲」 住田 薫  

層雲とは、気象学の分類のうち、最も低いところに現れる雲です。層状または霧状の雲ですが、ちぎれて独特のカタチになることもあります。山すそにたなびいたり、私たちが日常を生活する地上付近にも発生します。

それは、そんな最も手近にある雲をまとう、囲いです。なんとなく向こうの気配が感じられうような、ふんわりとゆるやかな囲いは、日常生活からすこしだけ離れて、お茶の時間をつくり出します。
使う場所、人、状況によって、柔らかくカタチをかえます。
(出品票より一部抜粋)

住田薫 Profile

石川県生まれ。京都と石川を拠点とする建築家・ デザイナー。

町屋改修をきっかけに茶道を始める。2019年 自身の茶会で、茶会はデザインと同じ発想で 組み立てが可能であることに気づく。 2020年数寄屋建築ではない茶室空間の可能性を 模索するために、建築事務所『ものがたりの点』を 立ち上げる。

建築家・住田薫さんと審査員3人のZoom対談映像です。


【審査員】
前﨑信也氏 (美術工芸研究家・京都女子大学
教授)
佃 梓央氏 (煎茶家・一茶庵宗家嫡承)
中山福太朗氏(茶人・会社員)